結婚し子供も生まれ
専業主婦になった私が、
どうして
ビジネスの道に
いくことになったの
でしょうか?
貯金を飛ばしたから
でしょうか?
穏やかな日常。
私がずっと求めていたものは
ただそれだけでした。
贅沢がしたかった
わけではありません。
結婚したら手に入ると
思っていました。
不安や悲しみ、
寂しさなどなくて
お互いに支え合いながら
美味しいご飯を
ただただ「美味しいね」
という日々。
私が心から望んでいた物は
それだけでした。
幼い頃の私の家は
両親が不仲で
父はいつも不機嫌でした。
だから「全然違うタイプの人と
結婚出来た」と
思っていたのですが、
実際の私の結婚生活は
(当時の)夫に365日
キレられるという
ものでした。
何でこうなったのか
いつからこうなったのか
もはや分かりませんでした。
どうしたら
穏やかに
ご飯を「美味しいね」
と言えば
「うん、美味しい」
と言う会話が出来るように
なるのか
日々考え
解決しようと
思っても
無視され
物に当られ
知らない土地に
夜中子供達と
置いてかれ
どんどん恐怖心が
膨れ上がっては
何も発言出来なくなって
いきました。
とにかくただただ
不機嫌にならないで欲しい、
必死だった
私の口癖はいつのまにか、
「ごめん」
「ごめんね」
「ごめんなさい」。
私が悪いのだと
私が無能だから
怒らせてしまう
そう思っていました。
YESと答えても
NOと答えても
不機嫌になるか
無視をされる
私が怒れば
物に当られ
泣いては
また輪をかけて
キレられる。
けれど、どんなに
八方塞がりになってても
周りは
「子供を産んだのだから
我慢しなさい」
「(夫は)働いてて家事も育児も
やるのだから
流して過ごしなさい」
と、母としての責任
嫁としての責任
妻としての責任
を全うしなさいと
言われ続けました。
何より
私自身もそうしなければ
ならないと思っていました。
離婚を選択することは
全てに対する責任放棄だと
子供のために
頑張れなかったとしたら・・・
私はきっと「悪い母親」。
私自身の幸せ、子供たちの幸せ、
将来の夢と希望を持てなくなりました。
あの時の私にとって、
夫だけが世界の全てで、
笑顔で過ごす日常が、
私にとって一番遠く手の届かないもので、
その小さな「シアワセ」をどうやって
手に入れたら良いのかさえ、
分からずにいました。
「子供たちのために我慢すること」
自分の「シアワセ」を考えることに
罪悪感を覚え、子供のために・・・
という大義名分の前には、
全てを甘んじて受け入れるべきだと、
結婚生活を
上手く円滑に出来ない
自分を責め
離婚を考える
自分を責め
どうしていいのか
分からず、
自分の感情を
殺していました。
けれども、人間無理をしていると限界が来るようで、
私の身体はすっかり弱くなってしまい、
人生で初めて肺炎を患いました。
はじめの内は、咳がなかなか治らず
長引いていたのですが、
病院へ行ってもたいした治療はされず、
単に薬をもらって終わりなら、
行かなくてもいいと思っていました。
そうこうしている内に、
私の身体は動かなくなっていきました。
出張に行った旦那さんを迎えに空港まで行くと、
それだけで息切れをして寝込むくらい体力が落ちて、
体重もドンドンと減っていきました。
ある日、夜中に呼吸をすると、
胸がズキンズキンと痛くなりました。
直感で「これは朝までもたなそうだな」と
感じました。
でもそこは(当時の)夫の
転勤でついていった土地だった為
親戚どころか知り合いすら
一人もいません、
なので自分で夜中車を
運転し、子供達を連れて
救急病院へ駆け込みました。
病院の先生が問診をして発した言葉
「レントゲンを撮る前ですが、
肺炎で間違いないと思います。」
かなり重症な状態だったようです。
夫が病院へ到着しました。
けれども、
私に優しい言葉をかけるどころか、
着いた時から怒っています。
私の病室が奥だったので、
私がいる場所が分からず、
イライラしていたようです。
先生が夫に病状を説明するも、
夫は先生に目も合わせません。
先生:「(レントゲンを見せながら)
かなり大きな肺炎になっています。
今すぐ入院が必要ですね。」
と言いました。
けれども夫が発した一言に、
私は「肺炎」という病状を聴かされた以上に
大きなショックを受けました。
(当時の)夫:「オレ、仕事休めないけど・・・」
最初何を言われているのか
理解出来ませんでしたが、
確実に心に刺さった
その言動から
私は
初めてそこで
「あー、そうか
私この人の妻でもなんでも
ない人間なんだ」
と、やっと理解したのです。
(当時の)夫は
口では「入院したら」
とは言うものの
きっと家に帰れば
一人で子供の面倒と
家事と仕事をやらないと
いけない状況にキレて
子供達に当たられると
思い、入院を断り
家に帰りました。
結婚式の時
神に誓ったのは、
確か
「病める時も健やかなる時も」
だったのじゃないかな。
今までは私が悪かったかもしれない、
でも今は確かに
「病める時」
そんな時まで怒られないければ
ならないのなら、
私はもう
責任を負う必要は
ないんじゃないかな?と
神の前で誓った言葉は
守られなかったのだから、
私は私を許そうと
思えたのです。
頑張っても、もがいても、
「美味しいね」
と言う穏やかな
結婚生活は
叶えられないと気づいた時、
今の環境から這い上がるために、
女性だって一人でも
やれるだけの力を身につけよう。
子供達を連れて自立しよう
それまでは絶対に諦めない。
私はそう誓ったのです。
追伸1:「目標必達思考法」
オンラインセミナーを
2/21(日) 9:00
に予定しています。
メルマガにて
先行受付致します^ ^