本を人生の友達として子供に贈る子育て3〜ラスト〜

今時ならインターネットで
ほとんどの事が
済ませられるのではないかと
言われそうですが、

私はアナログに
こだわっています。

ネットはとても楽なので
便利さや手軽さを考えると
断然本よりもネット利用の回数が
増えるのは当然だと思います。


その中であえて本に
こだわるのは子供達の
「視力を大事にしてあげたい」
という身体的な面に加えて

便利の反対である
不便なものに対しての
選択肢も持っておいて
欲しいと思うからです。


ネット以外の
手段で調べる事が
出来る子になる事は
生きる力にも
繋がる事だと思います。


ネットと本は
似ているようで非なる
ものなので、
それぞれに必要な力
(検索能力など)の相乗効果で
知識の幅を広げる事が出来ます。


またネットサーフィンで出合う情報と
偶然図書館や本屋で
出合う出会いは全く別物です。


それを知っている事も
デジタル社会の中では
より重要になってくると思います。



本を好きになってもらう上で
私はまず文字に触れる事が
最重要事項だと思っているので、
教科書、図鑑、漫画、絵本と
雑種で読ませています。


レンタル漫画もよく親子で
借りに行きます。

コロコロコミックやジャンプも
子供達は好きなので
よく買います。


図鑑は子供と話しに出てきた流れで
分からない事があれば
その都度開くようにしています。
(外にいる時はネットで調べます)


るるぶの「都道府県大百科」は
日本についての話しが出た
時に開いています。

学校の宿題で辞書を
あえて使う事もあります。


ボスの年齢ではまだ
漢字が読めないので
ポケモンのキャラを
ひたすら探す本を何冊も
買っています。


とにかく生活の中で
ネットだけに頼らず
本に触れられるように
しています。


最近の我が家の寝かしつけ
スタイルは、
私が「頭のいい子を育てる
おはなし366」(画像)の本を
2話分読み、その後は
携帯でオーディオブックを
流すという形です。


幼い時は起きている時に
落語の絵本を
読み、電気を消した後は
落語のCDを流しながら
寝かせていました。



そんなある日泊まりにきた
パズーの友達が
暗闇の中で話し続ける
おじさんの声に


「怖い・・・」と

かなり嫌がられて
しまったというエピソード
があります笑

今となっては笑い話です。



うちの子供達は今でも
落語が大好きです。


私自身子供が生まれてから
初めて落語の世界に触れました。


それまではドラマで
題材になったのを
見たことがある位で
落語に興味を
持った事はなかったのですが、


いざ聞いてみると
さすが話し手のプロです、
あっという間に
引き込まれていきました。


落語の絵本とCDがセットになっている
本があるのですが、
子供が本を好きになるきっかけには
落語はとてもおすすめです。



今ではパズーは
歩きながらも本を
読むくらい本好きに
なりました。

ものすごく集中して
本を読みます。

最近はCMで見た
「ドラえもんの新聞が
読みたい」
という自己申請もあったので
購読してみようかと
思っているところです。



ボスはまだパズーと
比べたら本の虫ではないですが、
好きな絵本を
何度も読んだり
朗読が上手になってきたりしています。


性格も違うので
本好きの度合いに差がありますが、
お話し自体を聞く事は
二人とも好きなので、


寝る前の寝かしつけの
朗読&オーディオブックは
本人達が断る日まで
続けようと思っています。


1年で
365日✖️5話=1825話

仮に3年続けたとして
3年✖️365日✖️5話=5475話


子供達はお話しに触れる
事が出来るようになる計算になります。

まさしく
言葉のシャワーです。


予備知識があると
物事の理解が早くなるので、

デジタルとアナログを
融合しつつ
世界中にある
たくさんの考え方
物語に触れていって欲しいな
と思っています。


〜親子でスキルアップ
親の経験が子供のスタートアップ〜

本を人生の友達として子供に贈る子育て2

 本が子供にもたらす
メリットとして

・語彙力がつく
・想像力が養われる
・知識が広がる
・見識が広がる
・集中力がつく
など
脳にも心の
成長にも多くのことが
あげられます。

小学校の時の朝会で

校長先生が

「泥棒は物は盗めても
あなたの頭の中までは盗めません」

というお話しを
してくれた事がありました。


当時の私は「なるほど」と
思いました。

頭の中に知識を
蓄えておく事、

「それは一生無くなる事はない」

という事を
小学生の時点で
教えてもらえたのでした。


本を読めば読むほど
育つ能力は
一生物になるのです。


とても素敵な事だと
思いました。

もし、物が無くなっても
一からやり直す事に
なったとしても
自分の知識と経験は
なくならないのです。

既に亡くなっている偉人の
考えにも同世代で活躍している
今の人の考えにもアクセスできる
本の世界。

小さいうちから
たくさんの言葉に
触れて欲しいなと思っています。

子供達に実際に私が
やっている事に一つに
眠る前の読み聞かせがあります。

私自身母にお布団の
中で兄と川の字になって
本を読んでもらった
思い出があります。

子供達には出来るだけ
本に触れてもらいたくて
寝かしつけの本読みや
小さい頃は毎週末の
図書館通いを
していました。

図書館通いには
実はもう一つ
裏があって笑

子供って本当に
何度も何度も
同じ本を読むように
せがむものなのですが、

私は元々
一度読んだ本を
読み返すという
習慣がありません。

なので、その子供の
同じ本の繰り返しの要求が
実はとても辛くて、

自分のモチベーションを
保つという意味でも
図書館に通い常に
新しい本に触れさせていた
という私都合な面もあります笑

まだ言葉など分からない
年齢から読み聞かせを
始めました。

パズーが2歳くらいになると
こちらの話しを聞かないで
動き回るようにりました。

それを見て一時期
読み聞かせを辞めていた時期が
あったのですが、
ある日久しぶりに
読んでみると

やはり遊び回り
こちらの話しは
聞いていない様子。

けれども読み続け
そしてしばらくして
話しの途中で
辞めてみると

急にこちらを見たりします。

「あ!耳だけは聞いているんだ」

という事が分かってからは
どんなに聞いてもらえなくても
読み続けるようにしました。


パズー9歳、ボス6歳
になった今でも読み聞かせは
出来るだけ
するようにしています。


続く


〜親子でスキルアップ
親の経験が子供のスタートアップ〜



本を人生の友達として子供に贈る子育て1

私は小学生の頃
本を読むのが
好きでした。

書いても走っても描いても
賞状一つもらった事もなく

<取り柄なんてない>

子供時代だったけれど、
本だけは好きでした。


その理由もすごく単純で
学校の図書館で本を借りる時に


手書きで本の名前や借りた日、
返す日を書く紙のカードが
あったのですが、

そのカードが
一杯になり次のカードが
追加されていくのが楽しかった、

ただそれだけの
理由でした。


いつの間にか
私は「このカードの枚数を
学年で1番にしよう」

と志すようになっていき
休憩時間には
毎日のように図書館に通うように
なっていました。


ただどの世界にも
ライバルとは
存在するようで、

私の他にもう一人同枚数を
常に保持している
カードがありました。


当時の私はその見えない
ライバルに一人勝手に

「そのカードさえ抜けば
目標達成できる!」

(今思い返せば
図書室の先生が
ライバルがいる事を
常に意識させていた気がします笑)

というモチベーション
のおかげで
本を読む事を楽しく
続ける事が出来ました。

子供のモチベーションなんて
とても単純なものです笑。

その時に
「本をどういう風に
利用すれば良いのか」
ということを得られた
おかげで、


教科書に興味が
持てなくても

漫画の四コマ漫画で
ことわざを
覚えるであったり

自分の興味を
持った切り口から
勉強に入れる
事を学ぶ事が出来ました。


文章が
大体どこを読めば
何が書かれているか
パターンが把握
できるようになるので、

長文を見た時の最初の
「うわっ」
という抵抗感を薄める事が
出来るようにも
なったと思います。


自分の興味のある
分野から知識を
得る事が出来るので
知識をつける事が
苦じゃなくなります。


なので情報を能動的に
取りに行く事が
出来るように
なれたと思います。


子供達にも本は好きに
なってもらいたいという
思いがずっとあって、


「どうやったら
本を好きになるのか」


という視点で
私は子供達が
小さい頃から
接してきました。

続く

〜親子でスキルアップ
親の経験が子供のスタートアップ〜